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フランス留学生必見!住居選びの完全ガイド:CROUS寮から民間アパートまで徹底比較

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フランスへの留学を控えた学生の皆さん、おめでとうございます!1〜2年間の留学期間中の住居選びは、新しい生活を始める上で重要な決断の一つです。このブログポストでは、フランスで利用可能な主な住居オプションを詳しく説明し、初めて留学する方の視点から比較します。また、各オプションへの応募方法も解説します。

住居タイプ月額費用 (ユーロ)メリットデメリット応募の難易度
大学寮 (CROUS)200-300安価、キャンパスに近い競争率高、基本的な設備
民間学生寮490-1000設備充実、セキュリティ良好比較的高額
民間アパート400-800+プライバシー、自由度高い高額、手続き複雑
ホームステイ変動(無料の場合も)文化体験、言語習得に最適プライバシー限定的
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フランス政府が運営するCROUS学生寮を利用する

CROUSは Centre Régional des Œuvres Universitaires et Scolaires の略で、フランスの学生生活をサポートする公的機関です。学生寮の運営のほか、学食や奨学金の管理なども行っています。フランス政府が運営する学生向け住宅サービスです。CROUSが運営する学生寮は、フランスの学生にとって経済的で便利な住居オプションです。CROUSの学生寮はフランス全土の大学都市に広く設置されています。

主な設置地域は以下の通りです:

  • パリ
  • リヨン
  • トゥールーズ
  • ボルドー
  • モンペリエ
  • ナント
  • グルノーブル
  • シャンベリー
  • バランス
  • アヌシー
  • ブザンソン

基本的に、大学や高等教育機関がある都市には、CROUSの学生寮が設置されています。これは、学生が通学しやすいよう、キャンパスや教育機関の近くに寮を配置するCROUSの方針によるものです。地方都市から大都市まで、フランス全土の様々な地域でCROUSの学生寮を見つけることができます。

各地域のCROUSが運営しているため、地域ごとに若干の違いはありますが、基本的なサービスや申請方法は全国で共通しています。このように、CROUSの学生寮はフランス全土の大学都市に広く展開されており、留学生を含む多くの学生に手頃な価格の住居を提供しています。

CROUS学生寮のメリット

メリット:

  • 最も手頃な価格(月額200〜300ユーロ程度)
  • 大学キャンパスに近い立地
  • コミュニティ感覚が得られる

CROUS学生寮は、経済性と利便性を重視する学生に適しています。家賃が非常に安く、月額270€〜300€程度で住むことができます。これは民間の学生レジデンスと比較して大幅に安価です。また、大学の近くに位置しているため、通学時間を短縮できる利点があります。

寮内の設備は、生活に必要最低限のものが整っており、部屋にはベッド、クローゼット、机、椅子などの基本的な家具が備え付けられています。さらに、コインランドリーや勉強ルーム、テレビルームなどの共用施設も利用可能で、中には庭にバスケットコートやベンチが設置されている寮もあります。

CROUS学生寮の大きな利点の一つは、他の学生との交流機会が多いことです。新学期にはウェルカムパーティーが開催されるなど、コミュニティ形成を促進する取り組みがあります。また、フランス政府の家賃補助制度であるCAFが適用されるため、実質的な家賃負担をさらに軽減できる可能性があります。

CROUS学生寮のデメリット

デメリット:

  • 競争率が高く、入居が難しい場合がある
  • 設備が基本的で、部屋が狭いことがある
  • 管理規則が厳しい場合がある

CROUS学生寮は競争率が高く、特にフランスの奨学生が優先されるため、入居できるかどうかは運次第の面もあります。また、長期間の滞在には快適さの面で課題があるという意見もあります。しかし、経済的な制約がある学生や、短期間の留学を考えている学生にとっては、CROUS学生寮は非常に魅力的な選択肢となっています。

CAF(Caisse d’Allocations Familiales)は、フランスの家族手当金庫のことで、学生を含む低所得者向けの住宅補助を提供しています。詳細はCAF公式サイトでご確認ください。

CROUS学生寮に申し込む際は、早めの準備が重要です。CROUS公式サイトで最新の情報を確認し、申請期間を逃さないようにしましょう。

CROUS学生寮の応募方法

CROUSの学生寮は安くて便利ですが、競争率が高いのが難点です。しかし、チャレンジする価値は十分にあります。

  1. DSE(Dossier Social Étudiant)の作成
    • まず、messervices.etudiant.gouv.frでアカウントを作成し、DSEを提出します。DSEは奨学金と寮の両方に必要な申請書類です。
  2. オンラインで寮を申請
  3. 申請期間を確認
    • 通常、申請は1月から5月中旬までです。2024-2025年度の場合、締め切りは2024年5月15日となっています。早めの申請をおすすめします。
  4. 結果を待つ
    • 6月頃に最初の結果が発表されます。希望した寮に入れなかった場合でも、7月以降に再度申請のチャンスがあります。
  5. 入寮手続き
    • 申請が承認されたら、48時間以内に家賃の前払いを行い、入寮を確定させます。

民間学生寮を利用する

ground shot of beige concrete building

民間学生寮とは?

民間学生寮は、民間企業が運営する学生向けの住居施設です。フランスでは「résidence étudiante privée」と呼ばれ、近年急速に増加しています。2015年には約11万戸だった民間学生寮が、2020年には約16万戸に増加したと言われています。

メリット

  1. 設備の充実
    民間学生寮は一般的に設備が充実しています。多くの寮では、以下のような設備やサービスが提供されています:
    • ランドリー
    • 共用ラウンジ
    • ジム
    • 24時間警備
    • 駐車場
    • 朝食サービス
    • 清掃サービス
  2. 立地の良さ
    多くの民間学生寮は、大学やキャンパス、公共交通機関の近くに位置しています。通学や街への外出が便利です。
  3. 家具付き
    ほとんどの部屋が家具付きで、すぐに生活を始められます。
  4. セキュリティ
    24時間警備や監視カメラなど、セキュリティ面で安心できる環境が整っています。
  5. コミュニティ形成
    同じ境遇の学生たちと交流できる機会が多く、新しい友人を作りやすい環境です。
  6. 手続きの簡便さ
    多くの場合、オンラインで簡単に予約や手続きができます。

デメリット

  1. 高額な家賃
    CROUSの公的寮と比べると、家賃が高額になります。パリでは月額800〜1000ユーロ、地方都市でも490ユーロ程度かかることがあります。
  2. 規則の厳しさ
    寮によっては、訪問者の制限や夜間の騒音禁止など、厳しい規則がある場合があります。
  3. プライバシーの制限
    共用スペースが多いため、完全なプライバシーを求める方には不向きかもしれません。
  4. 個性の表現の制限
    家具付きの部屋が多いため、自分好みにカスタマイズする余地が少ない場合があります。
  5. 長期契約
    多くの場合、9〜12ヶ月の契約が必要で、短期滞在には適さないことがあります。

応募方法

  1. オンライン検索
    EstudinesFac-HabitatLogifacなど、大手の運営会社のウェブサイトで物件を探します。
  2. 必要書類の準備
    一般的に以下の書類が必要です:
    • 身分証明書(パスポートなど)
    • 学生証明書
    • 収入証明書(奨学金証明書や親の収入証明など)
    • 保証人の書類(フランス国内の保証人が必要な場合が多い)
  3. オンライン申請
    多くの場合、オンラインフォームに必要事項を入力し、書類をアップロードします。
  4. 保証金の支払い
    申請が承認されたら、通常1ヶ月分の家賃に相当する保証金を支払います。
  5. 契約書の確認と署名
    契約内容をよく確認し、署名します。多くの場合、電子署名が可能です。
  6. 入居日の調整
    入居日を運営会社と調整し、鍵の受け取り方法などを確認します。

民間レジデンスは家賃がCROUS学生寮より高めですが、その分快適度も高くなります。また、3人程度でシェアできる広めの物件を提供しているレジデンスもあり、選択肢の幅が広いのも特徴です。これらの要素により、民間レジデンスは長期滞在でも快適に過ごせる環境を提供しています。

パリの有名な民間学生レジデンスの例として、StudéaStudélitesがあります。これらのレジデンスは、パリ市内や近郊の主要な大学の近くに位置しており、学生に人気があります。

フランスでの生活に慣れるまでは、実用的なガイドブックを参考にするとよいでしょう。現地の生活習慣や文化について詳しく解説されています。

民間レジデンスを選ぶ際は、立地設備価格セキュリティなどを総合的に考慮することが重要です。また、契約前に内見を行い、実際の生活環境を確認することをおすすめします。

民間レジデンスの契約時には、必ず契約書の内容を十分に確認してください。特に、解約条件や保証金の返還条件などの重要事項については、不明点があれば必ず質問しましょう。

フランスでの学生生活を快適に過ごすためには、自分のニーズと予算に合った住居を選ぶことが重要です。CROUS学生寮と民間レジデンスのそれぞれの特徴を理解し、自分に最適な選択をしてください。

民間アパートを利用する

民間アパート(個人・シェア)はそれぞれにメリットとデメリットがあります。個人の場合はプライバシーと自由度が高い反面、費用が高くなります。シェアの場合は経済的で社交的な環境が得られますが、プライバシーの制限や生活習慣の違いによる摩擦が生じる可能性があります。応募の際は、早めの行動と十分な準備が鍵となります。また、契約内容をしっかり確認し、疑問点があれば遠慮なく質問することが重要です。

民間アパート(個人)

  1. プライバシーの確保:自分だけの空間を持つことができ、自由に過ごせます。
  2. 自由度の高さ:自分のライフスタイルに合わせて生活リズムを作れます。
  3. カスタマイズ性:部屋の内装や家具の配置を自由にアレンジできます。
  4. 静かな環境:他人を気にせず、集中して勉強や仕事ができます。
  1. 高額な費用:家賃や光熱費などすべての費用を一人で負担するため、経済的負担が大きくなります。
  2. 孤独感:一人暮らしは時に寂しさを感じることがあります。
  3. 立地の問題:予算の関係で、大学から遠い場所に住まざるを得ない場合があります。
  4. 手続きの複雑さ:契約や各種手続きを全て自分で行う必要があります。

2. 民間アパート(シェア)

  1. 費用の節約:家賃や光熱費を分担できるため、個人で借りるよりも経済的です。
  2. 社交性の向上:ルームメイトとの交流を通じて、新しい友人関係を築けます。
  3. 広い空間の確保:個人で借りるよりも広いアパートを借りられる可能性があります。
  4. 家事の分担:掃除や料理などの家事を分担できます。
  1. プライバシーの制限:共有スペースがあるため、完全なプライバシーは確保しづらいです。
  2. 生活習慣の違いによる摩擦:ルームメイトとの生活リズムや習慣の違いでトラブルが発生する可能性があります。
  3. 責任の共有:家賃の支払いや家の管理に関して、ルームメイト全員で責任を負う必要があります。
  4. 騒音問題:ルームメイトの生活音が気になる場合があります。

応募方法

  1. オンライン検索
  2. 必要書類の準備
    • 身分証明書(パスポートなど)
    • 学生証明書
    • 収入証明書(奨学金証明書や親の収入証明など)
    • 保証人の書類(フランス国内の保証人が必要な場合が多い)
  3. 物件の下見
    • 可能であれば、実際に物件を見学しましょう。
    • オンラインでのバーチャルツアーを提供している物件もあります。
  4. 申し込み
    • 気に入った物件があれば、不動産会社や家主に直接連絡を取ります。
    • 必要書類を提出し、審査を受けます。
  5. 契約書の確認と署名
    • 契約内容をよく確認し、不明点があれば質問しましょう。
    • 契約書に署名する前に、全ての条件を理解していることを確認してください。
  6. 保証金の支払い
    • 通常、1〜2ヶ月分の家賃に相当する保証金を支払います。
  7. 入居日の調整
    • 家主や不動産会社と入居日を決め、鍵の受け取り方法を確認します。
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