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初めてのフランス留学:トゥールーズ1ヶ月体験記 準備から現地生活、留学後の変化

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はじめに

自己紹介と留学の目的

こんにちは!私は日本の大学に通う普通の大学生でした。大学ではフランス語を第二外国語として学んでおり、フランス語やフランス文化に興味を持つようになりました。そんな中、「実際に現地で生活しながらフランス語を学んでみたい!」という気持ちが芽生え、短期留学を決意しました。今回のブログでは、私がトゥールーズで過ごした1か月間のフランス語留学体験をお話しします。

なぜトゥールーズを選んだのか

フランスにはパリやリヨン、ニースなど有名な都市がたくさんありますが、私がトゥールーズを選んだ理由は以下の3つです:

  • 落ち着いた環境:トゥールーズは「バラ色の街」とも呼ばれる美しい地方都市で、観光客が多すぎず、ゆったりとした雰囲気の中で生活できる点が魅力的でした。以前パリに訪れたことがありましたが、メトロやバスは人混みであふれ、スリなど治安の面でもパリには不安がありました。トゥールーズはパリと比べれば田舎であり、治安もよいと考えたからです。
  • アクセスの良さ:トゥールーズは南フランスに位置し、スペインやイタリアなど近隣国へのアクセスも便利です。週末旅行にもぴったりだと思いました。
  • 考えていた日程に合っていた:大学の休みの期間に合わせて集中的に語学留学をすることができる学校を探しており、今回選んだトゥールーズの学校は講座の開始日を気にすることなく受講でき、スケジュール上都合がよいので選びました。

初めての海外留学への期待と不安

初めて海外に行くということで、期待と不安が入り混じった気持ちでした。期待していたことは次の3つです:

  • フランス語力を伸ばすこと:現地で生活しながら言語を学ぶことで、教室では得られない実践的な力を身につけたいと思いました。
  • 異文化体験:日本とは全く異なる文化や習慣に触れることで、自分の価値観を広げたいという思いがありました。
  • 自分自身の成長:一人で海外生活をすることで、自立心や問題解決能力を鍛えられると考えていました。

一方で、不安もたくさんありました。特に心配だったのは以下の点です:

  • 言葉が通じるかどうか(英語も得意ではないため)
  • 初めての海外生活でトラブルに巻き込まれないか
  • 現地で友達ができるかどうか

これらの不安はありましたが、「挑戦してみないと何も始まらない!」という気持ちで一歩踏み出しました。このブログでは、私がどのようにしてこれらの不安を乗り越えたかについても詳しくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!

留学準備編

学校選びと申し込み手続き

留学準備の第一歩は、適切な語学学校を選ぶことでした。私が選んだのは「Langue Onze Toulouse」という学校です。この学校を選んだ理由は、少人数制の授業や多彩な課外活動、そして中心部に位置する立地の良さでした。

LanguageCourse.netの担当者とのやりとりの一部。海外サイトでありながら日本語でやり取りが可能であるため安心できた。

スケジュール上都合がいい学校を優先的に探したかったため、長い間実績があり信用できそうな留学比較サイト「LanguageCourse.net」から比較し、この学校を見つけて申し込みを行いました。必要事項を入力し、希望のコース(私の場合はインテンシブプラン)と日程を選択しましたが、以下の2点を追加で質問しました(2月末から開始の講座を2月頭に申し込もうとしており、急いでいたので学校とも直接やり取りをしました・・・)。

  • 私はコースの初日からフランスへ行くことができなかったため、途中から参加できるのか?
  • 途中からの参加だった場合、終わるのはいつか?途中で抜けても大丈夫なのか?

問い合わせ後すぐに、学校からメールで確認と次のステップの案内が届きました。

問い合わせ後、実際にLangue Onzeから返信があったメール

回答によると、別に途中から入っても全然問題なく、フランス語のテストを受けて(これは日本で回答してメール送付)、適切なクラス分けをしてくれるとのことでした。

Langue Onzeから送られてきたテスト

私は大学での経験から、自分のフランス語はA2かA1レベルだろうと伝えると上のようなテストが送られてきたため、何も辞書など使わないで(このほうが実力が測れると思ったので)回答しました。回答は恥ずかしいので消しています!

途中のクラス替えや費用について問い合わせた後に返答があったメール

このテスト結果に基づいて、学校側が適切なクラスレベルを判断してくれました。私はA1クラスです。
ただし、本当についていけるか心配だったので途中でレベルを変更できるか?その時の料金はどうなるのか?についても質問しましたが、1週間ごとの請求で内容によらないとのことだったので安心して申し込みしました。

管理人
管理人

料金体系などは現在は変わっている可能性があります。後から気がづきましたが、公式サイトから申し込むよりもLanguageCourse.net経由での申し込みのほうが割引がかかっている場合があるようです。

滞在先の手配

滞在先は、AirBnBを利用してアパートメントを予約しました。トゥールーズ中心部にある小さなアパートメントを見つけ、一ヶ月間の滞在を予約しました。共用キッチン付きだったので、自炊ができる点も魅力でした。フランスは日本と比べて外食した場合の物価が高く、スーパーの生鮮食品は安いという特徴を知っていたからです。

滞在先を選ぶ際は、以下の点に特に気を付けました:

  • 学校までの距離と交通の便
  • 周辺の治安
  • 設備(特にWi-Fi、キッチン、洗濯機の有無
  • 過去の宿泊者のレビュー

初めての長期滞在用物件探しは、正直なところ難しさを感じました。特に、フランスの住所表記や地域の特性が分からず、学校や中心部からの距離感を掴むのに苦労しました。現地に実際に溶け込むことができれば、と思ったので、都市部からは若干距離がありバスで通学できるようなところにしました。

トゥールーズではTisseoという公共交通機関が地下鉄とバスを走らせていて、公式サイトにある路線図や時刻表を参考に交通の便を確認し通学のイメージをしていました。

渡航準備

渡航準備では、以下の手続きを行いました:

  • パスポートの有効期限確認と更新(必要な場合)
  • ビザの申請(1か月以内の滞在なので不要でしたが、念のため確認)
  • 海外旅行保険の加入
  • 航空券の予約
  • 現地で使用する携帯電話のSIMカード手配

SIMカードは現地で買うこともできますが、お店がやっているかどうかわかりませんし、問題なく買えるものなのかどうか、自分のスマートフォンが対応しているか、など不安があったので海外WiFiレンタルサービスを申し込み、日本にいる間に事前にWiFiルーターをレンタルしておきました。

スーツケースには、以下のものを詰めました:

  • 衣類(現地の気候を考慮)
  • 洗面用具
  • 常備薬
  • 電子辞書(ネットが使えなくなった場合も考慮)
  • 変圧器とアダプター(大学の学生センターで無料で貸し出ししているものを利用しました)
  • ノートパソコン
  • カメラ(スマホが盗まれると困るので・・・)
  • 日本からの小さなお土産(クラスメイトや先生用)

また、現地で使えるフランス語フレーズの事前勉強も行いました。特に以下のような場面で使うフレーズを重点的に覚えました:

  • 挨拶
  • 自己紹介
  • 道案内の尋ね方
  • レストランでの注文
  • 買い物時の会話

フランス語の準備にはこの本を使いました。大学の授業よりも実践的でわかりやすい内容となっていて、実際の会話に役立てることができました。

準備を進める中で、不安も大きくなりましたが、同時にフランスでの生活への期待も高まっていきました。「準備は完璧!」とまでは言えませんでしたが、「あとは現地で何とかなる!」という気持ちで、出発の日を迎えました。

トゥールーズでの生活スタート

到着から学校初日まで

トゥールーズ・ブラニャック空港に到着後、予約していたタクシーで滞在先のアパートメントへ向かいました。初日は新鮮な発見の連続でした。翌朝、学校初日を迎えました。朝早く起きて、ホストファミリーが前日の夜に用意してくれた朝食を取りました。フランスでは、ヨーグルトやバター、ミルクが常温で置かれていることに驚きましたが、これはこれで美味しく頂けました。

学校までは徒歩30分、もしくはバスで10分の距離でした。初日はバスを利用し、8時に学校に到着しました。学校では学生証と時間割、クラスが書かれた紙を受け取り、9時の授業開始まで待機しました。

Langue Onzeの入り口です。ちょっとわかりにくかったです

学校の入り口は日本のようにガラスの自動ドアなどはなく、中が見えない開き戸でした。
入るのに少し戸惑いましたが、右の看板をもとにドアを開けて入っていきました。

授業の様子

授業は9時から始まり、すべてフランス語で行われました。クラスは10人程度の少人数制で、様々な国籍の学生がいました。授業内容は、文法、会話、リスニング、読解、作文など多岐にわたりました。スマートフォンでの単語検索は禁止されており、必死に理解しようと努めました。

初日は言葉が詰まることも多く焦りましたが、他の学生たちも積極的にフランス語で会話しようとする姿勢に刺激を受けました。先生は熱心で、質問にも丁寧に答えてくれました。

文法に課題を抱えていたので、講師の方におすすめのフランス語文法書を聞いたところ以下の本をお勧めされました。これは帰国してからもフランス語の勉強に活用しています。かなり内容が濃いものとなっていて、回答も別冊でちゃんとついているので自主学習におすすめだと思います。

気を付けないといけないのは、回答は別で販売されているということです。学校で使うことが想定されているんだと思いますが、自主学習用だと答えも一緒に買わないといけないことに注意です(回答本はCorrigesがタイトルの後ろについているやつ)。

午後の過ごし方

授業後は、トゥールーズの街を探索しました。キャピトル広場やサン・セルナン聖堂など、主要な観光スポットを訪れました。赤レンガの美しい街並みや、ガロンヌ川沿いの散歩を楽しみました。

学校が主催する課外活動にも参加し、ワイン・テイスティングやクッキング・クラスなどを通じてフランス文化を体験しました。また、現地で知り合った友達とカフェでおしゃべりを楽しんだり、図書館で勉強したりと、充実した時間を過ごしました。

日常生活

食料品や日用品の買い物は、近所のスーパーマーケットで行いました。初めは商品名や表示がすべてフランス語で書かれており戸惑いましたが、スマートフォンの翻訳アプリを活用して乗り越えました。

治安の良さも印象的で、最初は警戒していましたが、徐々に安心して街を歩けるようになりました。共同キッチンでフランス人の学生たちと知り合い、料理を教えてもらったり、生活に必要な物を貸してもらったりと、温かいサポートを受けました。

初めての海外生活で戸惑うこともありましたが、日々新しい発見があり、フランス語力も少しずつ向上していくのを実感できました。トゥールーズの魅力的な環境に触れながら、徐々に留学生活に慣れていく過程は、かけがえのない経験となりました。

週末旅行とヨーロッパ探索

トゥールーズ発の日帰り旅行

トゥールーズを拠点に、週末を利用して近郊の魅力的な都市への日帰り旅行を楽しみました。特に印象に残ったのは、中世の面影を色濃く残す城塞都市カルカソンヌへの旅です。トゥールーズから電車で約1時間という近さも魅力でした。

carcassonne

カルカソンヌでは、世界遺産に登録されている旧市街を散策し、中世の雰囲気に浸りました。城壁の上を歩いたり、狭い石畳の路地を探索したりと、まるで時間旅行をしているような感覚を味わえました。ここはモンサンミシェルに似ていて、丘の上の城壁に囲まれたお城ですが人がかなり少ないのでお勧めです。カスレという名物があります。

albi

また、アルビという小さな町への日帰り旅行も楽しかったです。トゥールーズ・ロートレックの美術館があり、芸術に触れる良い機会となりました。ここもトゥールーズと同じように赤レンガの建物が多めでしたが、田舎町という感じで落ち着いた雰囲気でした。

近隣国への週末旅行

トゥールーズの地理的な利点を活かし、近隣国への週末旅行も実現しました。特に印象深かったのは、スペインのバルセロナへの旅です。高速列車で約3時間という距離感も、週末旅行には最適でした。

バルセロナでは、ガウディ建築の数々を見学し、特にサグラダ・ファミリアの壮大さに圧倒されました。また、ランブラス通りでの散策やバルセロネータビーチでの休憩など、スペインの雰囲気を存分に楽しみました。

イタリアのミラノへの旅行も実現しました。ファッションの街として有名なミラノで、ドゥオーモ大聖堂やガッレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世などの観光名所を巡りました。

当時、ヨーロッパ内でTGVや列車、飛行機やバスを予約する際はどういう交通機関の会社があるかを調べて、その中でも安そうな会社を特定し、そのサイト、または公式アプリから予約するという方法が必要でした。日本語で買おうとすると通常価格より2,3万円割高の謎のサイトが幅を利かせていた時代でしたが、今ではOmioというアプリで価格比較とチケット購入ができるようになっているみたいです。いい時代になったと思います。

バスではFlixbus、飛行機はライアンエアやEasyJetなどのLCCを使ってましたが、それらもOmioに出てくるようなので、これが前からあれば・・・と思いました。

旅行中に気を付けたこと

週末旅行を楽しむ一方で、安全面には特に注意を払いました。パスポートや現金の管理には細心の注意を払い、貴重品は常にホテルのセーフティボックスに預けるようにしました。外に出る際は服の中で首にかけてパスポートと財布を持ち歩くようにしていました。

財布はこういうものがお勧めです。何しろお金が入ってないように見えますし、安いのでなくしても平気ですし、服の中に首からかけておけるので安心です。

また、短期間で効率よく観光するために、事前に詳細な計画を立てました。道に迷うなどすると、危険な路地へ入ってしまったり、スキが生じてしまってスリに会う危険性があるからです。主要な観光スポットの営業時間や入場料、最寄りの公共交通機関などの情報を事前に調べ、スマートフォンにメモとして保存しておきました。

言語の壁に備えて、基本的な現地語のフレーズを覚えたり、翻訳アプリを活用したりしました。特に、緊急時に使える表現は必ず覚えるようにしました。

これらの週末旅行を通じて、ヨーロッパの多様な文化や歴史に触れることができ、留学生活をより豊かなものにすることができました。同時に、計画性や問題解決能力も養うことができ、貴重な経験となりました。

留学を通じて得たもの

語学力向上

1ヶ月という短い期間でしたが、フランス語能力が確実に向上したと実感しています。特に、リスニング力と会話力が大きく伸びました。

留学前は、教科書や音声教材で学んだフランス語が、実際の会話でどれだけ通用するか不安でした。しかし、毎日の授業や日常生活での実践を通じて、徐々に耳が現地のフランス語に慣れていきました。最初は聞き取れなかった日常会話も、帰国前には概ね理解できるようになりました。

会話力の向上は、自分でも驚くほどでした。最初は単語を並べるだけで精一杯でしたが、徐々に文法的に正しい文章を組み立てられるようになりました。特に、カフェでの注文やスーパーでの買い物など、日常的なシチュエーションでのコミュニケーション能力が格段に上がりました。

授業外でも積極的にフランス語を使う機会を作ることが、語学力向上の大きな要因だったと感じています。例えば、現地の学生との交流会に参加したり、フランス語のみで会話するルールを設けた語学交換イベントに参加したりしました。これらの経験を通じて、教室では学べない生きたフランス語や、若者言葉なども学ぶことができました。

異文化理解

留学を通じて、フランス文化への理解が深まっただけでなく、多様な文化や価値観に触れることができました。

クラスメイトや地元住民との交流を通じて、フランスの生活習慣や考え方を学びました。例えば、食事を重視する文化や、議論を好む国民性など、日本とは異なる価値観に触れ、新鮮な驚きを感じました。また、バゲットやチーズ、ワインなど、フランスの食文化を直接体験できたことも貴重でした。

さらに、クラスメイトが多国籍だったことで、フランス以外の国の文化についても学ぶ機会がありました。例えば、イタリア人の友人からイタリアの家族観について聞いたり、ブラジル人のクラスメイトとサッカーの話で盛り上がったりと、世界各国の文化に触れることができました。

これらの経験を通じて、自分の価値観や考え方を相対化し、より広い視野で物事を見られるようになったと感じています。

自立心と問題解決能力

初めての海外生活で直面した様々な困難を乗り越えることで、自立心と問題解決能力が大きく成長しました。

言葉の壁や文化の違いに戸惑うことも多くありましたが、それらを一つ一つ克服していく過程で自信がついていきました。例えば、初めは電車の切符の買い方が分からず戸惑いましたが、勇気を出して駅員さんに質問することで解決できました。このような小さな成功体験の積み重ねが、自信につながりました。

さらに、日々の生活を自分で管理することで、時間管理能力や金銭管理能力も向上しました。限られた予算の中で、学費や生活費、旅行の費用をやりくりする経験は、今後の人生でも役立つスキルになったと確信しています。

これらの経験を通じて、どんな状況でも「なんとかなる」という前向きな姿勢と、問題に直面しても諦めずに解決策を見つけ出す力が身についたと感じています。この成長は、留学を通じて得た最も大きな財産の一つだと考えています。

留学後の日常と今後の展望

帰国後の日常生活への影響

トゥールーズでの1ヶ月間の留学を終え、日本に帰国してからの生活は、予想以上に大きな変化がありました。

まず、フランス語学習に対するモチベーションが格段に上がりました。留学中に培った語学力を維持・向上させるため、以下のような取り組みを始めました:

  • 毎日30分のフランス語ポッドキャスト視聴
  • 週1回のオンラインフランス語レッスン受講
  • フランス語の新聞や雑誌の定期購読

特にオンラインレッスンは働きながらだと時間が取れないため、最近はfrantastiqueというAIレッスンも活用しています。無料体験も可能なのでやってみたところ、意外とおもしろく進められています。一つ一つの章も短く、毎日続けやすいことや、集合レッスンと違って他の人もおらず、マンツーマン形式なのでリラックスしてできるのがメリットですね。

frantastique(フランタスティック)

また、日常生活の中でも留学の影響を感じることが多くなりました。例えば:

  • 食事の際、フランスで学んだテーブルマナーを意識するようになった
  • 時間の使い方が効率的になり、余暇を大切にするようになった
  • 国際ニュースへの関心が高まり、世界情勢をより広い視点で見るようになった

一方で、周囲との価値観の違いを感じることもありました。留学で得た新しい視点や考え方を共有しても、なかなか理解してもらえないこともあり、時には孤独を感じることもありました。

次なる目標

この短期留学経験を通じて、より長期的な留学や海外での就職にも興味が湧きました。具体的には以下のような目標を立てています:

  1. 語学力の更なる向上:
    • DELF B2レベルの取得を目指す
  2. 文化交流の継続:
    • 地域のフランス文化サークルに参加し、文化交流を続ける
    • SNSを通じて留学中に知り合った友人たちとの交流を維持する

この短期留学は、私の人生の転機となりました。言語習得だけでなく、異文化理解や自己成長など、多くの面で大きな影響を受けました。今後は、この経験を活かしてさらに視野を広げ、グローバルに活躍できる人材になることを目指します。留学で芽生えた「もっと世界を知りたい」という気持ちを大切に、これからも新しい挑戦を続けていきたいと思います。

初めて留学する人へのアドバイス

準備段階で気を付けるべきポイント

留学準備の段階で最も重要なのは、目的を明確にすることです。「何のために留学するのか」「留学後にどうなりたいか」をしっかり考えましょう。具体的な目標があれば、それに向けて効果的に準備できます。

また、留学先の選択も慎重に行いましょう。自分の性格や趣味、体質に合った国を選ぶことが重要です。例えば、寒さが苦手な人はオーストラリアを、エンターテイメントが好きな人はアメリカを選ぶなど、自分に合った環境を選びましょう。

留学の準備は多角的に行うことが大切です。語学力の向上はもちろん、日本の文化や現状について説明できるようにしておくこと、留学先の国の歴史や文化についても事前に学んでおくことが役立ちます。

現地で積極的に行動するための心構え

留学中は、できるだけ日本人同士で固まらずに、現地の人や他の国からの留学生と積極的に交流しましょう。これにより、語学力の向上だけでなく、異文化理解も深められます。

また、極度に神経質にならないことも大切です。文化の違いを柔軟に受け入れ、異文化を理解する姿勢で過ごすことで、より充実した留学生活を送ることができます。

楽しむべきこと&避けるべき失敗談

留学を楽しむためには、自分の特技や趣味を活かすことをおすすめします。音楽やスポーツなど、何か得意なことがあれば、それをきっかけに友達を作ったり、コミュニケーションを取りやすくなったりします。

避けるべき失敗としては、情報収集を怠ることが挙げられます。現地の生活に関する情報を事前に集めておくことで、到着後のスムーズな適応が可能になります。また、留学の目的を曖昧にしたまま渡航することも避けるべきです。目的が明確でないと、充実した留学生活を送ることが難しくなります。

最後に、留学は自分次第でいくらでも充実したものになります。失敗を恐れず、積極的に挑戦する姿勢を持ち続けることが、有意義な留学生活への鍵となるでしょう。

おわりに

トゥールーズ留学が自分にもたらした変化と思い出

トゥールーズでの1ヶ月間の留学は、私の人生に大きな影響を与えました。言語能力の向上はもちろんのこと、自分自身の成長を実感できた貴重な経験となりました。

特に印象に残っているのは、最初は緊張していた授業で、徐々に自信を持って発言できるようになったことです。また、週末旅行でバルセロナを訪れた際、スペイン語が分からなくても、フランス語と英語を駆使してコミュニケーションを取れたときは、大きな達成感を感じました。

留学を通じて、自分の可能性や限界を知ることができました。言葉の壁や文化の違いに戸惑うこともありましたが、それらを乗り越えていく過程で、自分の適応力や問題解決能力が向上したと感じています。

また、多国籍の友人たちとの交流は、世界の多様性を肌で感じる機会となりました。彼らとの会話を通じて、自分の視野が大きく広がったことを実感しています。

初めて海外留学を考えている人へのエール

最後に、初めて海外留学を考えている皆さんへメッセージを送りたいと思います。

留学を考えている方の中には、不安や迷いを感じている人も多いかもしれません。私自身、出発前は言葉が通じるか、友達ができるか、一人で生活できるかなど、様々な不安を抱えていました。

しかし、実際に留学してみると、それらの不安は杞憂に過ぎなかったことに気づきました。現地の人々は思いのほか親切で、困ったときは助けてくれます。また、同じ留学生同士で助け合うこともできます。

確かに、留学中は困難に直面することもあるでしょう。しかし、それらの困難を乗り越えていく過程こそが、自分を成長させる最大の機会となります。

ですので、少しでも留学に興味があるのなら、ぜひ挑戦してみてください。たとえ短期間でも、海外で生活し、学ぶ経験は、きっと皆さんの人生に新たな可能性をもたらすはずです。

留学は、自分自身を見つめ直し、世界を広げる素晴らしい機会です。不安があっても、それを恐れずに一歩踏み出してみてください。その一歩が、皆さんの人生を大きく変える転機となるかもしれません。

私の経験が、少しでも皆さんの背中を押す力になれば幸いです。新しい冒険に向かって、頑張ってください!

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留学体験談
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